長瀬の網元釣行記★ 「串本で大ハゲ」  なにわキャスターズクラブ  宮内宏知
  日時:平成29年3月4日

 今回は、大ハゲ狙いの大ちゃん、アマダイ狙いのにっしゃん、そして私(長瀬の網元)がタカノハダイ
(※密かにDランクのカワハギ)を狙っての釣行である。
 串本に到着後、車中でポイント選びなどの作戦会議を行い、今回は三名揃って同じ磯へ渡ること
に決定した。そして小宴会の後、しばし仮眠。

 今回のポイントは平バエというところで、私は初めて渡るポイントである。釣行の数日前にクラブの池田
会長に相談したところ、このポイントは東ナギザキといって、会長の大好きなポイントで、1986年に会友
がイトヨリダイのクラブ記録を釣ったところと聞いた。釣れる魚種も豊富で、根掛かりも無く釣りやすい。
また、少しナギザキ先端方向へ歩いたコーナー部は海が荒れた時にイシダイが釣れるポイントとして有名。
もう少し先のナギザキ先端付近はさらに深くなり、大型のマダイが釣れるところと教えていただいた。

 朝6時の渡船に乗船、東ナギザキに着くと、にっしゃんは右端に、大ちゃんはクエポイントの左端へ、
私は、真ん中で勝負することにした。この日は潮が悪いのか魚の反応が鈍く、お魚さんはまだオネンネか? 
お弁当の配給時に船長に釣況を聞くと、先日、
大ちゃんがイラのクラブ記録を釣った磯では釣れているということだ、個々にポイントを広く探った方が良かったのかもしれないが、たまには人和気藹藹で冗
談を言いながら釣りをするのも楽しいものだ。

 満潮の好地合いには釣れず、引き潮に変わってから大ちゃんとにっしゃんにカワハギの拓物が釣れ出した。
しかし、私1人が蚊帳の外。今日はボウズかな?と覚悟したその時! アタリ〜ッ!で、やっと拓物を仕留めることができた。そして、そのすぐ直後のことだ!
小さなアタリ! ハゲ? 思い切って合わせてみたところ、もの凄い重量感が伝わって来た、グイッ、グイッと締め込む感じはかなりの大物?。水面に浮いてきた
獲物は今まで見たこともない大ハゲだ!(私はもうじき還暦の中ハゲ)。

 初めてのカワハギDランクで大物号数1号アップ。さらに、クラブ記録を更新する36.5pの超ハゲに思わずバンザーイ! 大興奮でした。
そのすぐ後に、にっしゃんがイラの41pを釣ったが、14時のお迎えタイムが来て「ザ・エンド」。後ろ髪を引かれる思いであったが、次回のお楽しみとしておこう。
大ハゲは肝パンパンで、鍋で美味しく頂きました。